【47年前】中級程度の武家の次男坊として須早の国に生まれる。
幼名・佐七。
五つ上の兄と姉(双子)、三つ上の姉がいる。
父と母(正室)、側室、乳母、他数名と暮らす。
【5歳】読み書き算盤を習う。特に読書に関しては「天才」とまで呼ばれた。
【11歳】妹が生まれる。剣道場に通い始めたのもこの頃。
【15歳】元服。名を実敦(さねあつ)に改める。
剣道場の先輩たちに連れられて花街デビュー。笑
【20歳】地元の剣道場で師範代となる。
【22歳】家を出る。
あちこちの道場を食客として転々。同時に本の収集も始める。諸国周遊開始。
主に長屋住まいで、ある程度手元に金が貯まると移動するようになる。
本は実家に送ることが多かった。
【25歳】兄が家を継ぐ。
ちょうどこの頃、景恒(藤置景恒殿)と出会い、ふらふらと遊び歩く仲に。
【26歳】「佐七」を自称し、町人髷を結うようになる。
用心棒や賭け事などで日銭を稼いで暮らす。
【30歳】街で偶然姉と再会。
剣や読み書き算盤を教えるという名目で姉の嫁ぎ先に厄介になる。
【35歳】黄楊の国に移り住む。
長屋を借りて本格的に貸本業を開始。近所の子どもたちに物を教えたりもした。
定住してはいるが、ちょくちょく家を空けては本の仕入れと称してあちこちを旅していた。
【40歳】桜花の花街で馴染みの店の用心棒をしていた英泉(柾木緑樹殿)と出会ったのはこの頃。
吉丸(宇佐美秀守殿)とはこの頃再会or出会う。
【46歳】『伽羅倶利女郎』を経由して伽藍と知り合い、まあいろいろあった末に青玉衆の末席に加わる。
【47歳】現在。普段は貸本屋として国内外を問わずふらついています。
実家の冠婚葬祭には戻ってますが、最近はあまり帰ってません。
姉、妹、昔馴染みには手紙もよく書きます。筆まめ。
全国、といいつつ、黄楊以南をふらふらしていた模様。
基本的には須早を中心に、桜花(文化の中心地)、黄楊(政治の中心/広い)、甲地と茶嶽にも少々といったところ。