負け戦って、そんなに嫌なものなのかしら、と思います。
オフでお会いしたりする創作仲間の方たちは、皆さん結構その状況を楽しんでらっしゃる方が多いんですよね。
だからついつい忘れてしまうんです。
勝負事になると勝ちたくなるってのが普通だよなーと。
私もゲームは負けたくない人間ですし。
連勝記録が止まるとものすごく苛っとします…笑
でも、それと創作って違うんじゃないかなーとか、思います。
負けそうな小国って、いいですよね。
すごく、創作意欲が沸き立てられます。
それって「負けないように頑張るぞー!」じゃなくって、「負けてもいい。熱い戦がしたい!」なんですよ。
――あくまで私の場合ですけれども。
でも、これ、いろんな人がそうだと思うんです。
じゃなきゃ時代劇なんて、やる意味ないじゃないですか。(極論ですが。
新撰組だって、徳川だって、衰退することは分かってます。歴史上の事実ですから。
でも、その課程をどう描くかが面白いから、ドラマになるんですよね。
だからいろんな人が描いてきたし、これからも描いていくんだと思います。
たかがSNS内の企画ですけど、創作っていう面で見れば、同じことが言えると思うんですよね。
誰が、どれだけ描くか。
それによって結果は確かに変わります。
でもだからって、無理に作品を描く必要はないと思うんです。
だって、泰華という大きな国の中で、小さな地方民族がどんなに頑張ったところで、本来勝ちようがないじゃないですか。
そりゃあ描く人がいる都合上、先の戦では4国側が勝ちましたけども。
私なぞ、負ければいいのに…負けたほうがおいしいのに…と思っていたので、勝ってしまってむしろ残念というか…苦笑
大事なのは、何を描くかだと思うんです。
(じゃあお前はそれだけのものを描けてるのかといわれるとちょっと困りますが)
たとえ負け戦でも、その中で自キャラがどういうふうに考えて、どういうふうに行動しているかを描きたい。
私は、そう思ってます。
だからね、無理してる、無理しようとしてる人を見ると、困ってしまうんです。
正直、そこまでやると逆に……とか思ってしまいます。
現実社会で、日々の生活に影響が出るほどの頑張りって、期待されてるものとは違うんじゃないのかなーってね。