どれも、クリックすると作業サイズの50%表示(出来上がりサイズ)が出てきます。
実際の作業中は200%表示で描き込んでます。
使用ソフトはSAI、ペン先は↓のような感じです。にじみラブ。
ブラシ濃度と混色は、描き難い場合にはごりごり変更します。
ちなみに鉛筆(右)もブラシ濃度を下げて「にじみ」をつけて細かいところ(主に背景の彩色)に使ってます。
・ラフ
何がどこら辺にあるか、が分かればいいかなという図。
大体の色のイメージとか地平線の位置はここで決定しておきました。
・下書き
「彩筆」でざっと色をつけつつ、人物のラフと背景(近景)の配置バランスをとりました。
遠景に関してはここでほとんど決定稿です。
彩色時には混色を70くらいまで上げてました。グラデーションっぽくなるので。
・線入れ
人物の主線を入れました。「鉛筆」1pxだったかと。
・強調
背景とあまり混ぜない予定だったので、人物の外枠部分を太くしました。
「鉛筆」2pxでぐるーっと。雪玉は背景扱いかなぁと、太くしてません。
・肌と瞳
下書きで入れた色を残さない部分だけ先に上書きしました。
基本的に「鉛筆」でざっくりと。
影は乗算で赤っぽい灰を。水彩筆でぼかしてます。
・服着色
下書きの色を残しつつ、を目標に。
色の面白みが足りなかった部分に関しては下書きのレイヤーに書き足してます。
・背景着手
背景にはありえない色を塗りつぶしつつ、近景の枯れ木に着手。
一本途中まで描いてコピペしました。
・遠景と左手前
遠景の山と空をなじませました。
あとは左手前の木をごりごりと……えぇ、本当にごりごりと。にじみアリの「鉛筆」で。
雪は「彩筆」でぼやっと入れました。
・雪の均しと低木
手前がカラフルすぎたので白で消しつつ。(「彩筆」でざっと撫でました)
近景の低木を適当に色んな色(灰と白をメインで背景にある色を拾ってます)で。
にじみアリ「鉛筆」大活躍。
・残りの背景
同じようにごーりごり。一応遠い方から順に描いてます。
ちょっと色味を変えようと、上から緑をオーバーレイで全面に。
ちなみに加工前の原寸はこちら。
まあ加工と言っても主線の透明度いじったり、縮小してシャープをかけただけなので、大して変わらないかなぁと。
かなり、荒いです。笑
今回の塗りで参考にさせてもらったメイキング→(http://iradukai.com/)のno.564こんもりさんのSAIメイキング
ただし、見ての通り、ほとんど参考にした意味がありません。ふふ、ふふふ
レイヤーは随時増やしたり減らしたり。
べたーっと塗ってしまうことが多いので、後から通常30%で光を入れたり乗算で影を足したり、よくやります。
普段は後からの変更ができるように、パーツごとに別レイヤーにしてたりしますが、今回は厚塗り?風だったので一段落つく(木を一本描くとか)毎に統合してしまってます。
上から描き直せばいいじゃーんという。
長々とお付き合いありがとうございました。